SSブログ

【第11話】出発編: オートバイの受け取りとツーリング出発について (2012年2月13日の出来事) [海外ツーリング(出発編)]

 
毎度毎度のブログ更新のサボりです。。。 
久しぶりの更新となり大変申し訳ありません。
 
 
 
 
 
第11話は、「オートバイの受け取りとツーリング出発」 についてお話します。 
 
前々回の第9話でお話ししたように 2011年12月に無事にオートバイを日本の大黒埠頭にて輸出業者さんに車輌引き渡しを行い、長い船旅を経て相棒のオートバイは約3週間後の2012年1月14日にニュージーランドのリトルトン港に到着しました。
 
私がNZに入国する前の2012年1月23日にはカルネ通関とMAFとWOFが既に終了していて、NZ側のエージェント業者様のヤードに2012年1月26日に到着しており、私が入国する前に大部分のPaper Workを終えた旨のメール連絡がNZエージェント業者様からありました。
 
つまり私がNZに入国後にある書類にサインさえすればNZ公道に出れる状態にまでやっと漕ぎ着けたのです。 
 
このときは嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。。。  
 
確かこのメールを受信したときは、私はまだ日本にいて会社で大事な会議の真っ最中でした。結構大事な会議中ではありましたが、心ここにあらず、多分私はスマホを見ながら、ソワソワと挙動不審でアヤシイ人になってたと思います(笑)  
 
会議に出てた方々スイマセンでした。
 
 
 
私がNZに入国する前の2012年1月23日にはカルネ通関が終わった旨の連絡がメールでNZ側のエージェント業者様からありました。そのときのメールに添付されたカルネのPDFです。
 
carnet01.JPG 
 
 
 
 
 
NZ側のエージェント業者様からメールにて、車輌到着とカルネ通関等の諸手続きが終了して業者様のヤードに到着した旨の連絡が2012年1月26日にありました。以下はそのメールに添付されていた写真4枚です。メールを見ながらニヤニヤ、ソワソワした後、ふと我れに返って恥ずかしながら涙腺が緩んでしまいました。。。 完全に変な人ですね。。(笑)
  
その1枚目です。
いや~ 本当に自分のオートバイが異国の地であるニュージーランドにあります。。。 (後ろにあるゴミ箱らしき緑の箱に"Christchurch"の文字が見えますね。本当にニュージーランド届いたのですね。)

2-01.JPG
 
2枚目です。 
 
1-2-1.JPG 
 
 
3枚目です。 
ウインドウスクリーンに何かシールが張られていたり、マジックでP(多分何かがPassした旨の略号)が書かれています。サイドミラーには緑のシールが張られています。この緑のシールは多分MAF検疫の合格証だと思います。 
 
4-01.JPG
 
 
4枚目です。 勿論国際ナンバーの横浜ナンバーですね。
 
3-02.JPG 
 
 
 
 
 
第10話でお話したように、私自身はクライストチャーチ空港に2012年2月12に到着しました。到着当日2月12日はクライストチャーチの被災状況を目の当たりにしました。
 
その翌日の2月13日にオートバイと再会する前にエージュエント業者の担当の方とともにVTNZ(車検場)に行きました。このVTNZにて車輌登録と強制保険(ACC Lavy)加入を行いました。ほんの数分で手続きが終わり、書類上は晴れてNZ公道に出れる状態になりました。
 
エージェント業者様が事前にカルネ通関やMAF検疫やWOF車検の諸手続を既に済ませてあったので、あまりにアッサリと手続が終わったのでびっくりしました。
 
私がNZ入国してからまだ24時間たっていないのに公道に出れる状態になりました。
 
 
2月13日に行ったTSDエージェントのVTNZ(車検場)です。
 
IMG_0276-01.JPG
 
 
 
 
 
ちょっと話がそれますが、このVTNZの駐車場にAE86レビンがとまっていました。しかもかなりの上物です。おもわずオーっとうなってしまいました。 
 
NZ側のエージェント業者様のお客さんの車のようで、わざわざ日本から取り寄せたそうです。 NZナンバーのAE86レビンなんてなかなか見られませんのでパシャリ。(笑)
 
IMG_0275-01.JPG 
 
 
 
 
 
VTNZで車輌登録した際に発行された車検証(10cm×5cmくらいの大きさの紙)です。 2012年8月12日まで車検有効期間です。(ジェベルの綴りが間違っているのは御愛嬌ですね。またNZでは車輌ナンバーは6桁なので、私の国際ナンバーが全て書ききれないようです。)
 
後で知ったのですが、この車検証はオートバイの後方から視認できる場所に取り付なければいかないそうです。 私は前方のウンドウスクリーンに貼り付けました。  
 
DSC_0412-01.JPG 
 

 
 

 
 
VTNZで車輌登録の手続きを終わらせてから、業者様のヤードに移動しました。 
 
オートバイと久しぶりの再会をしました。 実に約3ヶ月ぶりの再会でした。 (再会直後の写真は撮り忘れましたが、 下の写真は再会後に荷物をオートバイに積んだ時の写真です。)
 
IMG_0277-01.JPG
 
IMG_0278-01.JPG 
 
 
 
 

ここでトラブルが発生しました。
暖気運転しようとエンジン始動しようとしたのですが。。。 セルが全く回らずエンジンが掛かりません。 
 
エンジンをかけようと、キーをONにしてセルスタートしてもセルがウントモ、スントモいいません。 デジタルメータも表示されません。ヘッドライト、ウインカーも全く点灯・点滅しません。 電装系のトラブルっぽいです。
 
さあ困りました。もしかして致命的な電装系の故障かもしれません。この時は正直焦りました。日本からオートバイを持ち込んだのに、ここで修理不能となればNZを一度も走ることなく帰国するのか。。。。と一瞬最悪の事態が頭をよぎりました。
 
 
 
こうゆう時こそ落ち着いて、沈着冷静に基本的なトラブルシュート実施しました。
 
テスターを含む基本的な工具は持参しましたので、 まずはバッテリー電圧を確認しました。するとたったの3ボルト(本来は12.8ボルト)しかありません。いきなりビンゴっぽいです。単なるバッテリ上がりが原因であることがかなり濃厚です。 
 
キックでエンジンをかけて暫く充電すればOKと一瞬思いましたが、3ボルトしかないとなるとバッテリー電極が劣化してしまっている可能性が高いです。バッテリーは新品に変えたほうがよさそうです。
  
キックでエンジンをかけてみますがなかなかエンジンに火が入りません。何回かキックをする内にプラグがカブってしましまいた。自動車用のバッテリーを借りてでジャンプしてセルを使ってもみましたが、火がポポポっと入りそうになりますが、エンジンはなかなかかかりません。 ここでエンジンに火が入ることは確認できたので、プラグのカブリと劣化したバッテリーを交換すれば直ると判断しました。 
 
 
NZで車検整備をしてくれたメカニックの方に聞いてみると、昨日はエンジンは普通にかかったとのこと。 さらに聞くとバイクがNZ入国以来キックで始動していたとのこと。。。。 はあー。。(汗)
 
よって単なるバッテリー上りと結論付けて、 メカニックの人と話しをして、しばらく放置してシリンダー内のガソリンを乾かすことにしました。
 
 
ガソリンが乾くまで時間がかかるので、新しいバイク用のバッテリーを購入しに行きました (エージュエント業者の担当の方に近くのオートバイ用品店に連れて行って頂きました。M社様どうもありがとうございました。)
 
 
 
 
現地で購入したバッテリーに交換した直後の写真です。 
 
battery01.JPG 
 
IMG_0282-02.JPG
 
 
 
ガソリンが乾いた状態で、新品バッテリー装着と自動車用バッテリーでジャンプした状態でセル始動すると、不安定ながらもエンジンに火が入りました。 エンジン始動後は30分くらいエンジンを回しっぱなしにしました。すると安定してエンジン始動するようになりました。 
 
よかったです。 最悪の事態は避けられました。
 
3週間も船に揺られて、はるばる日本から運搬してきているので、まだ問題があるかもしれません。なので今一度動作確認と基本整備を自分で行いました。 もちろんジェネレータからの電圧も確認して正常でした。
 
 
 
 
 
 
 
さあ整いました。 これで準備完了です。
長年の夢であった海外ツーリングへ出発です。  
 
IMG_0283-02.JPG
 
 
出発直前です。 
 
6-02.JPG
 
 
 
 
 
 
 
次回の第12話は、いよいよ海外ツーリング出発します。記念すべき海外ツーリング第1日目の報告です。
クライストチャーチからべレナムという南島の北にある小さな町まで走りました。 
 
 
 
 
 
 
 
 


共通テーマ:バイク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。