皆様大変お待たせいたしました。
2ヶ月以上も更新をサボってしましました。大変申し訳ありませんでした。11月と12月はプライベートで優先すべき事があり、本ブログ更新に手が回りませんでした。 スイマセン....
本ブログ更新頻度はもともと少ない上に2ヶ月も間を空けてしまったにもかかわらず、閲覧数を見ると累計で14,000ヒットを超えています。海外ツーリングに興味ある方々で常に閲覧して頂いている方々がいらっしゃるようです。
本当に感謝の一言です。
で... 改めて.... 更新が遅れ大変申し訳りませんでした。本ブログをこれからもよろしくお願い致します。
ではでは、第18話は、「ツーリング編: MurchisonからWhataroa までの移動」 で、ツーリング第4日目の2月16日の出来事の御報告です。
前回は、悪寒と闘いつつ.... 小さな港町のPictonを出発してひたすら南下、Nelsonという港町を通過して、さらに南下してMurchisonというとても小さな町のモーテルに転がり込むまでを御紹介しました。
今回は、解熱剤でごまかしつつ、Murchisonを出発後にWestportという小さな港町まで移動、その後は西海岸ぞいをひたすら南下してWhataroaまでの移動を御紹介します。この日は天候に恵まれ、抜けるような青空の中で異国の美しい風景を堪能。また途中でNZライダーとの出会いもありましてなかなか印象深い日でした。
さー、始めましょうか。2月16日は以下に示すルートを辿りました。
タスマン海沿いの快走ルートです。
第4日目のGPSログです。
走行日 : 2012/02/16
走行距離 : 約350 km
走行時間 : 約12時間30分
出発地 : Murchison
到着地 : Whataroa
前回、御紹介したように高熱が出てツーリングする体調ではなかったのですが、解熱剤でこまかしつつ朝には出発して夕方にはまた高熱が出るという感じでした。喉がひどく炎症を起こしていました。病院に飛び込もうかとも考えましたが、この日はなんとか我慢しつつ南下を続けました。(結局翌々日にWanakaという町のMedical Centerいわゆる公立病院にお世話になりましたが... 後日御紹介します。)
解熱剤のおかげで朝には熱もすっかり下がり体調も落ち着きました。(このときはすっかり回復したと勘違いしてましたが.... 夕方にはまた悪寒が.... )
すがすがしい朝の出発です。
いやー太陽がまぶしいです。
一応、暖気運転してます。
2月のNZは夏といえど夜は少し冷えこみます。暖房を入れる日があった程です。 南極に近いのですから当然といえば当然ですねー。
大げさですが... これから南下すればするほど南極に近づいていくのですね。
自分のバイクで南極に近づいていくことを実感できるなんて素敵じゃありませんか?
モーテルのフロント受付 兼 部屋清掃係(笑)のお兄さんです。写真とっていい?と聞くと、ポーズを取ってくれました。
左手の刺青がとってもイカシテますねー。 とっても気さくな方でした。
日本から持ってきたこのバイクで南島を回るんだと話すと、道中無事を!と笑顔で送り出してくれました。
刺青のお兄さんもお元気でー。
さー、モーテルを出て出発です。
快晴です!
Muchisonは本当に小さな小さな町で集落といった風情でした。
モーテルの駐車場から出て、Muchisonの町内(村内?)を走ります。
おっ、 スーパーマーケットです。
食料や日用品を調達しますか。
このFour Square スーパーマーケットはNZのいたるところに在り、ガソリンスタンドのコンビニ同様に活用させて頂きました。日本(関東圏)で言う所の、「いなげや」 みないな存在でしたねー(笑)。
バイクを駐車して、
バイクから降りて、「いなげや」 へ(笑)、いやいやスーパーマーケットFour Squareへ向かいます。
見慣れない日本のナンバーをつけたバイクを見て、おじさんニ度見してます。 一方お兄さんはガン見です。(笑)
食料ゲットしました。
さー、食料もゲットしました。出発です。
ウヒョー、抜けるような青空! 天気良くて気持ちいー っ!
Muchisonは小さな町です。
あっと言う間に100km/h OKの標識です(笑) 。
Westportまであと96kmです。
では、しばらくWestport迄のツーリング風景をお楽しみ下さい。
おっ、左手に休憩用のパーキングです。 ちょっと休んでいきますかー。
駐車して、休憩してます。
ここから写真を何枚か撮りました。
写真では日本にもありがちな風景に写っています。四国の四万十川や仁淀川に似た風景です。写真では分かりにくいですがその四国で見慣れた風景とはスケール感が全然違います。
絶景です。
休憩パーキングで休んだあと、Westportに向けて再び走り出します。
深い森の中をひたすら走ります。引き続きツーリング風景をお楽しみ下さい。
ここでニュージーランドを走っているときに良く見かけた、One Lane Bridge (片側通行橋)を御紹介します。 ツーリング中に以下に示すようにアスファルトに
ONE
LANE
BRIDGE
と表示が突然現れます。
しばらく走ると見えてきましたよ、ONE LANE BRIDGE(片側通行橋)。
この片側通行橋は信号付きの豪華板ですが、その多くは信号など無く、優先方向が標識に表示されていることが多かったです。
ということで、ONE LANE BRIDGEの紹介でした。
さー、工事現場の脇を抜けて走ります。
どこかですごーく良く見たことのあるロゴが重機に... ここでもメードインジャパンの重機が大活躍です。
さらにWestportに向けて走ります。
のどかな風景ですねー。
]
はい、Westportは右折ですね。
しばらく道なりに進みます。
ちょっと休んでいきますか。
あれれ、先客のNZライダーがいました。
良く見るとSuzuki仲間ではないですか! DJEBEL250XCの親戚のDR650とDR400ではないですか。
スズキの浜松工場の製造ラインを出てこのNZの地で再会といったところでしょうか(笑)
バイクを停めて、NZライダーと話をしています。
NZでは見かけない国際ナンバーをつけたDJEBEL250を珍しそうに見てます。
このNZライダーはご夫婦でNZ一周をされている途中で、Aucklandからずーっと南下しているとのことでした。写真を撮らさせて頂きました。仲睦まじい御夫婦でした。
奥さんと一緒に写真を撮らさせて頂きました。 ものすごーくきれいな方でした。 ラッキーです(笑)。
一応旦那さんとも(笑) ... パシャり。
さあ、再びWestportに向けて進みましょう。
NZライダー御夫婦にお別れを言い出発です。
ではまたWestportに至るツーリング風景をお楽しみ下さい。
ということでWestportに到着です。
ガソリンを入れていきましょうか。
おっ、SuzikiのV-Stormですね。 NZでは結構見かけました。
給油中。
さあー、バイクに給油したことですしー。私も腹ごしらえしますか。
カフェをさがしてます。
なんかカフェがありそうな感じですねー。
おっ、ありましたカフェです。 ここで腹ごしらえしますか。
バイクを路肩に停めてっと...
Westportの町並みを一望できるCafeの特等席です(笑)
ピザをおいしく頂いています。
ピザおいしかったー。
ではでは、バイクに戻って再び先を急ぎましょうか。 エンジン始動してバイクにまたがり.....
あれれ、ゆーっくり、バイクが傾いてきてませんかー
バイクが倒れてしまいました。
そうです.... あの 立ちゴケです。 やってしましました。
運悪く左足がバイクに挟まって私もがいている所です.....
多分まだもがいているところ....
なんとか自分は起き上がり、バイクを引き起こそうとしているところです。重い荷物をリアキャリアに載せ、さらにガソリン満タンなので引き起こせません.....
そこに若い御夫婦が通りかかり、旦那さんがバイク引き起こしを手伝ってくれました。
ふーっ、旦那さんに手伝って頂いたのでバイクを引き起こすことが出来ました。 左足も無事でした。
ヨカッタ....。
奥さんもニガ笑い。お恥ずかしい限りです。ベビーカーのお子さんもキョトンとしてます。
旦那さんかっこよすぎます。奥さんも実にお美しー。 お子さんも実にかわいいー (言い過ぎ?)
助かりました、どうもありがとうございました。
冗談はさておき... まじめに謝意を伝えお礼を言っているところです。
さー、再び走り出します。
Westportを抜けて再び南下を開始します。
BMWの多分650GSが私をゆっくりとパスして行きます。
タスマン海を右手に見ながらNZ南島の西海岸をひたすら南下します。
潮風でレンズが曇ってしまいました(笑)
あまりに気持ちいいので、至る所で休憩してます。
タスマン海をバックに。
次の写真、NZ南島の西海岸のタスマン海をバックにしたDJEBEL250XCのベストショットです。
DJEBEL250XCがカタログ落ちして久しいですが... SUZUKIさんこの写真をカタログに使っていいので、DJEBEL250XCを再販して下さい。(結構本気?... 笑..)
タスマン海、実に美しいー。
この海の向こうはオーストラリアです。 いつか行きたいぞーエアーズロック!と叫んでます。(本当に叫びました)
途中で休みながら、ゆっくり南下していきます。美しい湿原が広がっています。
釧路湿原やサロベツ原野を初めてバイクで走った時のことを思い出します。
さー、目的地のWhataroaに向けてラストスパートです。
じつはこの辺りから再び悪寒がしてきました....
やっと、Whataroaに到着です。結構明るいですが、もう夜の午後7~8時くらいです。
おっ、ガソリンスタンドです。 給油でもしていきましょうか。
うっ、閉店してます。すごーく小さな町なので夜は極端に早いようです。
そういえば人が全く通りかかりません。
宿を探しましょうか。バイクから降りてあたりを見回してます。
さあー寝床探しです。悪寒が強くなってきてます。
早く宿を決めて寝てしまいましょう。
おっ、この看板、宿っぽいですね。
ありました、Reception(受付)です。
寝床ゲットです。
モーテルに移動します。
Whataroa Motelに到着です。
以上、第4日目の御報告で、 Murchisonを出発後にWestportという小さな港町まで移動して、その後は西海岸ぞいをひたすら南下してWhataroaまでの移動を御紹介しました。途中、NZライダーとの出会い、立ちゴケ等のトラブル有りつつとても印象深い日でした。
次回の第19話は、第5日目の御報告です。 やはり.... 一晩寝ても体調が完全には回復せずも翌朝はWhataroaを出発し西海岸ぞいにさらに南下移動して、Wanakaというとても美しい湖畔の町までの移動を御紹介します。ここでとうとう耐え切れず病院に飛び込むことになりましたが...