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【第7話】準備編: ニュージーランドへの車両一時輸入の手続きについて  [海外ツーリング(準備編)]

第7話は、「ニュージーランドへの車両一時輸入の手続き」について御紹介します。 
 
 
 
 
独学で手続き方法を調査して、登録証書とカルネとJマークと国際免許は何とか準備できました。

で、問題はこれからです。「どのようにオートバイを日本から輸出して再度日本に輸入するか?」です。素人にはかなりハードルの高い難題ですが、輸出しないことには海外は走れません。(あたりまえですね。。)


オートバイを日本からニュージーランドに輸出するにはどんな手段があるか?空輸それとも船便で送る?輸出する際の日本国内での通関手続きはどのように行うか?バイク梱包はどうするか?貨物用の船便または飛行機はどのように予約するか?ニュージーランド税関でのカルネ通関手続きはどのように行うか?検疫はどのように手続きするか?車検はどうするか?車両登録はどうするか? 初めてのことなのでわからないことが山積みです。。おまけに平日は仕事があるため、国内で一時輸出手続きを進めるにも障壁が色々ありそうです。

まずはNZへの一時輸入の手続の流れを調査し、
 
   NZ Transport AgencyのHPのImporting a vehicle temporarily (Factsheet 35)
 
に簡潔かつ具体的な車両の一時輸入の手続きの流れが記載されていることを発見しました。車両を持ち帰る際の手続きの流れまでもが記載されています。これで手続の流れはつかみました。

今回のツーリングではニュージーランド滞在期間も限られているため、NZ現地に到着してから何日もかけて諸手続きをしている時間もありません。できればNZ入国した翌日にはNZ公道を走れる状態になっていると理想的です。(結果的にはこれが実現し、NZ入国した翌日には全ての手続きが終了してツーリング出発できました。)

独力でFactsheet 35に記載の一時輸入の手続を実施するのには限界があると考え、日本側通関と車両往復輸送とNZ側カルネ通関とMAF検疫/WOF車検/車両登録を一手に請け負ってくれる業者さんを見つけ出すこととしました。これが今回の海外ツーリングの成功の鍵となります。


業者調査後に5社に見積もり問い合わせを実施しましたが、結果的には数社から見積書を入手し、価格と条件の最もよいA社・M社にお願いすることにしました。A社・M社は日本から中古自動車をニュージーランドに輸出する専門業者さんで、日本通関 / 海上輸送(Ro-Ro船) / NZ通関 / MAF検疫 / WOF車検 / 車両登録に関して非常に経験豊かなプロの専門業者さんです。ただしカルネ通関は初めてにも関わらず親身に対応していただきました。A社・M社には心から感謝する次第です。

結果的に、日本出国前にA社・M社とメールで何度もやり取りを実施したおかげで、私がNZ入国前にカルネ通関とMAF検疫 / WOF車検 / 車両登録の全ての手続きが完了済みとなり、NZ入国翌日に車両登録時のサインと国際免許提示を行っただけでNZ公道を走れる状態となっていました。

 
 

NZで車両登録した際に発行された車検証です。ウインドスクリーンに貼り付けました。
IMG_0970-02.JPG 
 
 
 
 
 
 次回は ニュージーランドへのオートバイの保険 (一時輸入バイクでも加入できるThird party保険) について御紹介します。
 
 
 
 
 
 
 
 


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