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【第14話】ツーリング編: BlenheimからPictonまでの移動 (1回目) (2012年2月14日の出来事) [海外ツーリング(ツーリング編)]


久しぶりの更新です。1か月以上も更新をサボってしましました... (反省..)
 
 
第14話は、「ツーリング編:  BlenheimからPicton までの移動」 で、ツーリング第2日目の2月14日の出来事の御報告です。 第2日目は内容の濃い1日でしたので何回かに分けて御報告いたしたいと思います。 

前回まではChristchurch市内からBlenheim という小さな町の小さなモーテルに到着するまでを御紹介しました。第1日目の初めて走る異国は感動的で一生忘れることができない日になりました。ツーリング第2日目は、さらに印象深い忘れられない体験をしました。 
 
では、はじめましょう。
 
 
 
第2日目のGPSログです。以下の図に示しますようにBlenheimを出発してPictonでフェリーに乗船してNZ首都のWellingtonまで海上移動してWellington市内を走り、トンボ帰りでPictonまで戻ってくるというルートをたどりました。 
 
 走行距離  : 約100km くらい
 出発地     : Blenheim    
 到着地     : Picton 
 
 
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2日目の出発の朝です。宿泊したモーテルのフロントのおじさんです。 
 
とてもフレンドリーな方でした。 いろいろお世話になりました。ありがとうございました。 
 
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モーテルを出発してBlenheim郊外のOmaka Airportへ移動中に道に迷い地図やGPSを見ていると、このおじさんが「どこ行きたいの?」と親切に道を教えてくれました。 
 
 
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おじさんが道を教えてくれています。 どうもありがとうございました。 NZ人って本当に親切な人が多かったですね。 
 
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Omaka airportへの道順を教えてくれてから、さっそうと立ち去っていきます。 
  
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クラクションを鳴らして謝意を伝えます。
 
おじさんが手を振ってくれています。
 
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しばらく走ると、環状交差点の標識が出てきました。 
 
NZには日本では見られない環状交差点が沢山ありました。 環状に入ったら右手の車両を優先するルールがあります。
 
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環状交差点に差し掛かります。 右手に車が見えませんので一旦停止して交差点に進入します。 
 
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環状交差点に入りました。左手の車は私を見て停車してますね。 
 
 
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無事に環状交差点を通過です。 日本にはない交通ルールですね。 
 
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おっ、また環状交差点ですね。 
 
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前の車は右手に車を確認したので一旦停止しています。
 
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前の車に続いて交差点に進入します。 
 
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交差点を回っています。 
 
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またまた、環状交差点です。
 
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交差点に進入します。 
 
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交差点を通過しました。 この道はAlabama RDなんですね、アメリカに由来する地名なんでしょうか?  
 
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しばらく住宅地を走行して、左折します。
 
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道が合っているか不安になったので一時停車して地図を確認してます。
 
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道を間違えたようなので転回します。 
 
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おっ、左側にやっとOmaka airportの標識を発見しました。
 
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左折します。 
 
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しばらく道なりに進みます。 
 
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左手の遠くに目的地を発見です。いやー日本からはるばるやってきました。 
 
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左折します。
 
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道なりに進みます。
 
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Omaka airportです。
 
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おー! 何か飛行機が見えます。 胸が高鳴ります。 
 
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おーっ ドイツ空軍の名機、急降下爆撃機スツーカJu87ではないですか。 テンションがあがります。 
(あとで教えてもらったのですがこれ映画撮影でつかったモックアップとのことでした) 
 
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駐車場によいしょっと入ります。
 
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いやー、Omaka空港に到着しました。横浜からはるばるやってきましたよー。
 
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本ブログを御覧の皆様はオートバイとツーリングを愛して止まない方々と思います(くだけて言うと”バイク馬鹿 〔失礼..笑〕”)。

そんな崇高?にバイクを愛する皆様、1000馬力から2000馬力級エンジンを搭載した究極の一人乗りのマシンって何かお分かりになりますか?バイクの馬力とは桁が1か2つ違いますね。しかも戦前に設計されたビンテージの部類に入るマシンで、その洗練された流線形のボディは現代のどのマシンにも無い味わいがあります。現在でもレシプロエンジン駆動では最速の乗物ではないでしょうか。(勿論これにあてはまるバイクは存在しませんね。。)

正解はこれです。第二次大戦時のドイツ軍の名機フォッケウルフFw190です。今回のツーリングの目的の一つはこのフォッケウルフFw190を見ることです。  これでツーリングも目的の一つを達成しました。
 
で、なんと。。。。 実はこの フォッケウルフFw190のコクピットに座る事ができたのです!
 
 
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NZは第二次大戦と大一次大戦の軍用機のレストアがアメリカやヨーロッパについで盛んな国です。
 
今回訪れたNZのBlenheimにある出版社から発刊されるClassic Wingsと言う雑誌の副編集長さんのDaveさんと知り合いになる機会があり、メールでやり取りする中でOmaka空港に併設されたハンガー(飛行機格納庫)に招待されたのです。

Omaka空港の敷地内にはClassic wings社のような大戦機専門の雑誌出版社やJEM aviation社のような大戦機専門レストア専門会社が点在して居ます。今回は日本からの客人ということで、一般の方が立入れないJEM aviation社の格納庫で作業中のFw190機体を見学させて頂き、なんと!そのコクピットに座らせて頂きました。いや~感激でした。
 
 
余談ですが、ワタシ、子供の頃から第二次大戦時代の戦闘機が好きで、今でも米国に多数点在する大戦機を収蔵した博物館を訪ねる旅を続けています。ワシントンDCにあるスミソニアン博物館、オハイオ州にある空軍博物館、ロサンゼルス郊外にあるPlanes of Fame博物館などを訪れて川西航空機(現 新明和工業)の紫電改、三菱重工業の零式艦上戦闘機21型や52型、愛知航空機の晴嵐 等の名機の数々を訪ねました。特に印象深かったのはロサンゼルス郊外にあるPlanes of Fame博物館に収蔵されている零式艦上戦闘機52型でした。この機体は超有名機体で、サイパン島で捕獲され米国本土へ移送された後に、戦後に民間に払下げされ現在はオリジナルの中島飛行機製の栄エンジンでフライアブルな世界唯一のオリジナル状態を保持した貴重な零戦です。(この訪問時は、同博物館のパイロットさんのkevin eldridgeさんと知り合う機会があり、特別に零式艦上戦闘機52型のコクピットに座らせていただきました。後でわかったのですがこのkevin eldridgeさんは有名人でRino Air Raceで過去にスーパーコルセアで大クラッシュして無事落下傘降下で九死に一生を得た方でした。) 
 
 
 
 
 
 
副編集長さんのDaveさん(下の写真の左側の人)と対面後、日本からはるばるバイクで来た客人ということで非常に歓迎していただきました。 
 
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Daveさんに、「まあ来い」 ということでJEM aviation社の格納庫に連れていただき、フォッケウルフと御対面です。 
 
非常に美しい機体です。。。。 このフォッケウルフFw190は旧日本海軍の名機の零戦と並ぶ星型空冷エンジンの旧ドイツ空軍の傑作戦闘機です。 
 
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早速コクピットに入らせていただいています。 下の写真でライデイングジャケット姿の人物はワタシです。(撮影by Daveさん)
 
この機体に日本人が座るのは初めてだそうです。
 
フォッケウルフ実機に座ったことがある日本人は戦時中から数えてもそんなに多くは無いはずです。ワタシはその1人になりました。感激です。
 
(戦時中の1943年に旧日本軍がフォッケウルフ1機をドイツから購入して潜水艦で日本に輸入した記録が残っているようです。なので戦時中は何人かの日本人がフォッケウルフに乗っているはずです。しかし、戦後には存在する機体が少ないなか、フォッケウルフに座った日本人は非常に少ないのではないでしょうか。 ワタシその1人になりましたよ。)
 
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コクピットに納まる私です。 
 
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尾脚付近でJEM aviation社の方が作業中ですね。このときもこの作業者の方から方向舵を左右に振ってくれ、とお願いされ、ワタシが操縦桿を左右に操作して、方向舵の調整作業のお手伝いなんかしたりしました。 (感激です...)

冗談で、 「是非このフォッケウルフを買いたいけど、お幾ら?」 と聞いてみたら。 このフォッケウルフのオーナーは南アフリカ在住の富豪の方なので、その人に聞いてみようか? とマジに仲介してくれようと。。。。 (すぐに冗談だと伝えましたが 笑)
 
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フォッケウルフFw190のコクピットに納まりご満悦の私です。 
 
この機で大空を駆って見たいですね。きっと爽快でしょうね。
 
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コクピット内の写真です。計器が整然と合理的な位置に配置されています。 ドイツらしい合理的な設計であることが伺えますね。 
 
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コクピット全景です。 皆さん.. めったに見られるものでありませんよー。非常に美しいですね。 

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とにかくバシャバシャ写真を撮りました。 以下、美しい機体をお楽しみください。  
 
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以上、第2日目の御報告で、Blenheim近郊にあるOmaka空港にあるClassic wings社を訪ね、フォッケウルフFw190のコクピットに着座させて頂いた貴重な体験をご紹介しました。 
 
随分バイクから離れたブログネタとなってしまいましたが、楽しんで頂けたでしょうか?
 
 
 
次回の第15話も、第2日目の続きを報告します。  フォッケウルフFw190以外にも沢山の戦闘機を見ることができましたので、これらの戦闘機を引き続き紹介しようと思います。。   
 
それ以降はBlenheimを出発してPictonでフェリーに乗船してNZ首都のWellingtonまで海上移動してWellington市内を走り、トンボ帰りでPictonまで戻ってくるまでを数回に分けて御紹介します。
 
 
 
次回はなるべく早くブログ更新します。。。  では次回もお楽しみに。 
 
 
 
 




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