【第1話】準備編: 登録証書(registration certificate)申請/取得について(2011年8月8日の出来事) [海外ツーリング(準備編)]
自分のバイクを一時輸出するには事前準備する事が多いです。登録証書は一番初めに準備する書類です。登録証書(registration certificate)とは、いわば国際車検証のようなものです。海外に日本で登録した車両を一時輸出するには必須の書類です。
本登録証書は、後日にお話する予定の自動車カルネと国際ナンバーの申請時に必ず必要になります。またニュージーランドで車両登録する際も必要になります。
海外に自分のバイクを持ち出すには必須の書類です。
本登録証書は、車両ナンバーを管轄する運輸局にて申請します。私は横浜市に在住していますので関東運輸局神奈川運輸支局に出向いて申請して取得しました。
申請の際は、登録証書(registration certificate)を申請したい旨を申し出て
・申請書 (陸運局にて記載する申請書類で、英文で住所を記載する必要有り)
・軽自動車届出済証 (原紙)
・自賠責保険証明書 (原紙)
・パスポート (原紙)
を窓口で提示します。しかし登録証書を申請する人は稀なので担当者によっては発行まで時間がかかるかもしれませんが、私は事前に何度か問い合わせをしてアポをとってから出向きましたので比較的スムースに取得できました。
発行料金はかかりませんでした。なお登録証書は有効期限1年間のため、長期間渡航する場合は再度申請が必要なようです。また帰国後は速やかに運輸局に返却する必要があります。
2011年8月8日に関東運輸局神奈川運輸支局にて登録証書を取得しました。
登録証書
関東運輸局神奈川運輸支局にて
ということで、準備開始の第一歩で登録証書を取得です。
(この翌日から10日間程 四国/九州ツーリングに行き、帰ってからはカルネ申請と輸送業者探しとNZ現地の任意保険会社調査をすることにしました。)
海外ツーリングの記録を綴ります [海外ツーリング]
2012年の2月に長年の夢でした自分のバイクでの海外ツーリング(ニュージーランド南島一周)を実行した記録です。
自分のバイクを輸出する海外ツーリングは一部の方々が積極的に実行されており、大勢の方々が世界一周やユーラシア大陸横断など非常にスケールの大きなツーリングを実行されています。 しかし費用的にも時間的にもあらゆることを犠牲にしないと実行が困難であることは否めなく、まして私のような会社勤めをする者にとっては世界一周やユーラシア大陸横断は会社を退職しない限りは不可能であり、現実的な海外ツーリングといえばレンタルバイクでのツアー以外はなかなか実行できないと考えていました。 この記録は会社の褒章休暇(リフレッシュ休暇)でなんとか自分のバイクで海外ツーリングを、と挑戦した記録です。
本記録の狙いはもうひとつあります。日本では海外にオートバイを持出してツーリングすることがあまり一般的ではなく、 海外ツーリングという言葉も一部の人が行うことと思われています。この記録を綴ることで海外ツーリングを実行してみようと思われる方が1人でも多くなることを祈って綴った記録でもあります。
海外出張でドイツのフランクフルト空港にトランジットで滞在した際に、BMWのライデイングジャケットを着た数人の方々と話す機会がありました。その方々は「会社休暇を使ってアフリカを走るんだ。バイクは空輸で送ってある」とのことで海外ツーリングはヨーロッパでは一般的だとも言っていました。
日本でも海外ツーリングの敷居を低く、と祈念して本記録を綴ります。
全行程です。クライストチャーチ起点に反時計回りで一周。約3000km
本ブログは夢の実現にいたるまでの記録とツーリング記録を回想形式で綴ります。
実行を思い立ってからブログ表題写真の地点を通過して帰国するまでの記録です。